三浦半島散策 ペリー上陸の地、浦賀

三浦半島にある浦賀を散歩してきました。山々に囲まれた浦賀の湾は深く窪んだ入り江になっていて、湾内の波は穏やかでとても静か。そんな静かな海を、東西を結ぶ渡し船が行き来し、時折、汽笛を鳴らした船が出航していきます。湾を眺めていると瀬戸内海や長崎や天草といった九州の島々のような懐かしさを感じることができます。

浦賀 散歩

浦賀は歴史において重要な場所。この海にペリーが来航し、勝海舟を乗せた咸臨丸がアメリカに向け出港しました。
ブラタモリで「なぜ横須賀は要港っすか」とダジャレにて紹介していましが、大昔の東京湾が陸地だった時代、浦賀沖には大きな川が流れていました。時を経てそれがそのまま海底に沈み海底の深い谷となったため、近世になって船がひしめく交通の要衝ととなりました。江戸時代の浦賀には、東京湾に入ってくる全ての船をチェックする御番所があったとのことです。

浦賀湾、行き方

東叶神社

浦賀駅から観音崎通りを歩き東叶神社に向かいます。
ここ東叶神社からは、鳥居越しに穏やかな浦賀湾を望むことができます。

ラ．ペントラ

ラ．ペントラ

浦賀湾を目の前、イタリアンを食せる家庭的な雰囲気のレストラン。
浦賀湾周辺にランチできる店はないと思うので、当店をランチ利用する際は、営業状況や混み具合を事前に確認するようにしましょう。
東叶神社近くにあるので、事前に寄ってみるのも良いかもしれません。

店内からの眺望。

ゴルゴンゾーラペンネ

ペペロンチーノ

素朴な味わいです。

渡し船

浦賀湾の東西を結ぶ大事な交通手段。呼び鈴を鳴らすと反対岸にいる船を呼び戻すことができます。

愛宕山公園

愛宕山公園を登って行くと浦賀湾を一望することができます。

愛宕山公園につながる階段をあがり、展望ポイントまでさらに上がって行きます。

愛宕山公園先にある展望ポイントからの眺めです。展望台として整備されている訳ではないので案内も特にありません。ここから浦賀と東京湾を一望することができます。

東京湾とその先に千葉側がうっすら確認できます。